結婚指輪の選び方の基本とは?アレルギーや値段など

結婚

結婚式を挙げるなら、しなければいけないことが多くあります。
式場選びやプランの決定、当日に着るドレス選び、流す曲はどれが良いか、披露宴はどうするか…どれもこれも大切ですが、特に大事なものといえば結婚指輪選びではないでしょうか?
ここでは、結婚式に忘れてはならない結婚指輪の選び方、その基本についてご紹介します。

アレルギーに配慮した素材選びを徹底しよう

結婚指輪は、結婚式といった機会に贈りあった後は、特別な事情がない限りは、常に身に着けることになります。
指にはめておくのが困難な場合でも、チェーンを付けて首から下げるといった形でほとんど肌身離さずの状態になることも多いです。
こういった事情を考えると、アレルギーへの配慮はしておくに越したことはありません。
結婚指輪などに使う金属でありえるのが、金属アレルギーです。
金属アレルギーは、汗や水道水などの水分によって金属が微量溶け、皮膚に吸収された場合に起こりえるアレルギーです。
金属アレルギーが起きると、皮膚が赤みを帯びたり、炎症を起こしたり、痒みや痛みを感じたりといったことがあります。
そして金属アレルギーは、初期はその金属を付けていても問題がなくても、結婚指輪やアクセサリーという形で身に付け続けることによって反応が大きくなり、重い症状が出てくることもありえます。
金属アレルギーの症状が出るようになると、治ることは稀です。
そのため、素材選びをしっかりしておかないと、金属アレルギーが出るからせっかく購入した指輪でも付けられない、ということがあり得ます。
大手や専門店で購入した場合には、長く着けることに配慮して金属アレルギーを起こしにくい金属を使用してあるのが普通です。
ですが、知識がないか安いお店だったりすると、結婚指輪に使う金属に金属アレルギーになりやすい材料が使われていたり、混ざっている場合があるため、注意が必要です。
金属アレルギーを起こしにくい金属としては、金やプラチナが有名で、その他にもジルコニウムやイリジウム、銀などがあります。
一生モノの結婚指輪が付けられないというようなことにならないように、結婚指輪を注文する場面では、その点について店員にしっかり確認しておきましょう。

値段の相場から考えて二人が納得できるものを選ぶ

結婚指輪の相場は、2018年頃では24万円前後でした。
これはペアリング(2人分)としての値段ですので、結婚指輪1つにつき12万円ですので、1つで給料3ヶ月分と言われる婚約指輪と比べると、安くなるのではないでしょうか。
不況だと言われている昨今では、もう少し下がるかもしれません。
相場の値段を見てやや高いと感じられたのであれば、わずかに値段が下のものを狙うのも良いでしょう。
それでも一生モノだからと考えたのなら、相場かそれ以上のものを選ぶのも悪いことではありません。
結婚指輪へのこだわりは男女で違い、女性が結婚指輪に高いものを求めないこともあれば、この機会を大事だと考え、奮発しようと考える男性もいます。
安い買い物ではないため、そういった価値観の違いから、喧嘩などで二人の仲が悪化する場合もあり得ます。
お互いが譲れるところは譲り、二人にとってベストな値段の結婚指輪を見つけましょう。
結婚指輪は婚約指輪と違い、給料の3ヶ月分といったような目安はありません。
二人が納得できるクオリティのものを選ぶのが大事です。
その時に、相場はある程度一般化されている値段であるため、高いか低いかといった1つの基準として使えるのです。

二人の結婚式を彩る結婚指輪だからこそ配慮と納得が必要

結婚指輪は常に身に着けるものであり、一生モノとなる贈り物です。
その選び方によって後悔がないように、最低限アレルギーや相場といった情報を抑えて、納得行く結婚指輪を選ぶようにしましょう。